API連携開発を外注するときに確認すべきポイント
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更新日:3 日前
API連携は、一見すると「外部サービスとシステムをつなぐだけ」の開発に見えるかもしれません。
しかし実際には、認証、エラー時の対応、既存システムへの影響など、事前に整理すべきポイントが多くあります。
本記事では、API連携開発を外注する際に確認すべきポイントと、失敗しない進め方について解説します。

はじめに:API連携開発は「接続するだけ」では完結しない
現在のWebシステムでは、外部サービスとのAPI連携は一般的な開発要素になっています。
例えば、
決済サービスとの連携
外部認証サービスとの連携
業務システム間のデータ連携
予約・通知・配送サービスとの連携
など、さまざまな場面でAPIが利用されています。
発注側から見ると、
「API仕様書を渡せば開発できるのでは?」
と思われることもあります。
しかし、実際のAPI連携開発では、単純にAPIを呼び出す処理を実装するだけでは十分ではありません。
どのタイミングで連携するのか
エラーが発生した場合にどう処理するのか
既存データとどのように整合性を取るのか
利用者や管理者へどのように通知するのか
といった、システム全体を考慮した設計が必要になります。
API連携では「接続方法」だけではなく、「業務の中でどのように利用するか」を整理することが重要です。
API連携を外注する前に確認すべきポイント
1. 連携する目的と業務フローを整理する
最初に確認すべきなのは、「何のためにAPI連携を行うのか」です。
例えば決済APIの場合、
「カード決済を追加したい」
という要望だけでは、十分な開発範囲を判断できません。
実際には、
決済成功後に注文状態をどう変更するか
決済失敗時に利用者へどう案内するか
売上情報をどこへ反映するか
キャンセルや返金をどう処理するか
まで考える必要があります。
API連携は単独の機能追加ではなく、既存の業務フローへ組み込む開発です。
2. 認証方式やセキュリティを確認する
API連携では、サービスごとに認証方式が異なります。
代表的なものとして、
APIキー認証
OAuth認証
JWT認証
署名認証
などがあります。
重要なのは、単に「接続できるか」ではありません。
認証情報をどこで管理するか
有効期限切れ時にどう対応するか
必要以上の権限を与えていないか
なども設計対象になります。
特に決済や個人情報を扱うAPIでは、安全な認証情報管理が重要です。
3. エラー発生時の処理を決める
API連携では、正常に通信できる場合だけを考えてはいけません。
例えば、
外部サービスが一時的に停止している
通信タイムアウトが発生する
相手側では処理済みだがレスポンスを受け取れない
送信データがエラーになる
といったケースがあります。
このような場合に、
自動的に再試行するのか
管理者が確認できるようにするのか
利用者へ再操作を促すのか
を事前に決めておく必要があります。
API連携開発でよくある失敗
API仕様書だけ渡して開発を依頼する
API提供元の仕様書は重要な資料ですが、それだけで開発範囲を決められるとは限りません。
不足しやすい情報として、
現在のシステム構成
データベース構造
既存機能との関係
業務上のルール
運用方法
があります。
API連携は「API部分だけ」の開発ではなく、既存システムへ組み込む開発です。
そのため、システム全体を理解した上で設計する必要があります。
小さな連携だと思ったら影響範囲が広がる
例えば、
「決済APIを追加したい」
という依頼でも、実際には、
会員情報
注文管理
売上処理
メール通知
管理画面
など、複数の機能へ影響することがあります。
最初に影響範囲を確認せず開発を始めると、後から追加対応が発生する可能性があります。
そのため、事前調査と範囲整理が重要になります。
仕様が固まっていなくても、調査から始められる
API連携開発では、最初から仕様が完全に決まっているケースばかりではありません。
例えば、
既存システムの構成が分からない
古いシステムへ新しいAPIを追加したい
どこへ組み込むべきか判断できない
過去の開発会社から引き継ぎたい
という状況もあります。
一般的には、
「仕様を整理してから開発会社へ依頼する」
という流れになります。
しかし、仕様整理そのものが難しいケースもあります。
その場合は、まず調査工程として切り出す方法があります。
プレイリーソリューションズでは、API連携の調査・整理段階から対応できます
バックエンド開発に特化したシステム開発会社 プレイリーソリューションズ合同会社では、API連携開発を単なる接続処理の実装ではなく、既存システムへ組み込むバックエンド開発として対応しています。
対応可能な範囲:
現行システム調査
API仕様確認
技術的な実現方法の検討
データ連携方式の整理
改修範囲の明確化
API連携部分の開発
例えば、
「現行システム調査のために、3営業日のうち8時間」
のように、目的と作業範囲を定めた準委任形式で調査を行うことができます。
調査結果をもとに、
調査
↓
改修範囲整理
↓
成果物定義
↓
請負開発
という流れで進めることも可能です。
要件が完全に固まっていない段階でも、まず状況整理からご相談いただけます。
決済API連携では、業務処理全体を理解することが重要
特に決済サービスとの連携では、単純に決済APIを呼び出すだけではありません。
例えば、
決済結果の取得
非同期通知への対応
注文状態の更新
再決済やキャンセル処理
売上データとの連携
など、業務処理全体を考慮する必要があります。
プレイリーソリューションズでは、GMOペイメントゲートウェイを利用した決済連携を含め、外部サービスとのAPI連携開発に対応しています。
まとめ:API連携開発は「技術」だけではなく「整理」が重要
API連携開発を成功させるには、APIを呼び出す処理を作るだけでは不十分です。
重要なのは、
何を実現したいのか
既存システムへどのように組み込むのか
エラー時にどう対応するのか
どこまでを開発範囲とするのか
を整理することです。
また、仕様が完全に決まっていない場合でも、調査工程から始めることで安全に進めることができます。
プレイリーソリューションズでは、Java / AWSを中心としたバックエンド開発、API連携、決済連携、既存システム改修に対応しています。
API連携や外部サービス連携をご検討の場合は、お気軽にご相談ください。


